何を磨くのか

ロープに吊るされながら窓を磨く姿を見るたび、

その勇気に感嘆せずにはいられなくなる。

 

で、ふと、磨きつながりで“自分磨き”にいそしんでいた頃を思い出した。

かつては、かなり積極的にやり続けたクチ。

ピカピカに輝いて生きるために、最高の自分になるために、それが人生だぐらいに向上心をもって取り組んでいた。

 

けれど、これは、かなり疲れる。

常に誰かと比較して、もっともっと。理想のモデルを見つけては、もっともっと。きりがない世界。

 

ダイヤモンドは、磨けばぴかぴかに輝く

窓ガラスは、すっきり爽やかに

皮製品も光沢を増す

 

それがレンガだったら?

紙だったら?

 

自分が思う自分が、未熟でダメな自分だったら、

磨いても磨いても、思うような輝きは得られない。

 

自分自身をどう思うのか

この重要性は、nTechと出会って身にしみたこと。

 

自分とは何か、人間とは何かをわかって、最高の自分から、創造の日々を楽しめるようになった。