新しい8月15日
私が育ってくるなかで受けた教育では、
近現代の日本の歴史はさらーと流す程度で、
日本は中国や韓国にひどいことをした、という印象が強く、
そしてさらに、大きな車が走り月までいってしまうアメリカという
すごい国と戦争をしてしまうなんて、
おかしいのでは、と“なんとなく”思っていました。
戦争は悪い、悪いことをした日本、
と、自分の国に対して誇りを持てないどころか、
国に対して誇りを持つ、ということすら後ろめたいような、
そんな空気感がありました。
かたや、
一生懸命働いて、モノを作って、売って、礼儀正しくて、
どうみても一般の日本人は、善良思え、
日本という国と日本人、日本人である自分とのバランスがとれずに
いました。
平和を祈るこの日は、重苦しいしこりがあるのを自覚する日。
いつまで、その重苦しさを引きずるのか??
私に、本当の意味での“日本”を教えてくれたのは、
韓国人のNoh Jesuさん。
私のなかで、新しい日本が立ち上がり、
日本に対して誇りが持て、今の時代に日本に生まれたことに奮い立つほどの感動を覚えたことは、忘れません。
8月15日は、日本が深く傷つき挫折し、情熱に蓋をする決断をした日だとNohさんは言います。
二度と熱くなるもんか、と決断した日本。
熱くなる人をバカにする日本。
73年経ちました。
もう充分です。
希望の未来を創る日本にする!、改めてそう心に決めた
新しい2018年8月15日でした。